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GENESIS(ジェネシス)スコープ





GENESIS(ジェネシス)スコープの特許ジンバル方式により、驚異的なエレベーション移動量と最高の光学品質を実現

 

1) GENESISスコープの紹介
GENESISは、傾斜レールや調整マウント、プリズムシステムなどの改造をすることなく、現代のライフルの精度を向上させ、ELR射撃(Extreme Long Range : 超長距離射撃)にも対応する画期的なスコープです。
1本のGENESIS スコープで、最大400MOA/114MILの仰角移動量を実現し、20mから3マイル(4827m)までの射撃を可能にします。 世界的にもユニークで歴史上初のGENESIS スコープを開発するのには何年もかかり、2019年に発売されました。GENESIS スコープは通常のスコープよりも一見高価に思えるかもしれませんが、他のアクセサリーを購入する必要がないため、実はコストパフォーマンスに優れていることがお分かりいただけるかもしれません。

(2)メリット:①時間効率、②トラッキングエラーの少なさ、③明るさ
 ①GENESIS・スコープは、通常のスコープと基本的な使い方が同じなので、外付けアクセサリーを使用せずに短時間に様々な距離の射撃をすることが可能です。特にELR競技においては、複雑な計算が不要で外部アクセサリーを調整せずに済むGENESISスコープが重宝されるでしょう。
 ②GENESISスコープで射撃する場合、他の外部アクセサリーを必要としないため、トラッキングエラーはGENESISスコープ自体のものだけとなります。6-60×56 GENESIS スコープの最大エレベーション量114MILでトラッキングエラーは0.1MIL以下となります。ただし、GENESISスコープ以外のスコープを外部アクセサリーと併用して使用する場合、Wedge Prismを使用する場合プリズムはスコープと一体ではなく、スコープとは別にピカティニーレールに取り付けられるため、射撃時などの衝撃でスコープとプリズムの軸がずれてしまう可能性があります。プリズムが全くずれていなければ、トラッキングの精度はスコープ自体の精度となります。
 ③GENESISスコープだけで20mから3マイル(4827m)までの射撃が可能なので、対物レンズの前にプリズムを付ける必要はありません。プリズムを付けると使用できる対物レンズの面積が減りますが、GENESISスコープではプリズムを付ける必要は無いので、対物レンズを最大限に活用し、明るい画像を得ることができます。高倍率になればなるほど、プリズムを付ける場合とそうで無い場合の差は顕著になります。

(3) ①特徴、②レンズシステム
 ①エレベーション移動量は6-60×56 GENESIS FFP スコープでは 400MOA / 114MIL 、4-40×52 GENESIS FFP スコープでは 296MOA / 86MILとなります。クリックの調整量は0.05MIL(微調整用)、0.1MIL(計算しやすい)、1/4MOAからお選び頂くことができます。接眼部は24度以上のワイドアングルで設計されているため、遠距離でのターゲットの発見も容易になります。
  ②「ハイマスターレンズシステム」と「温度ドリフト防止レンズシステム」をGENESISの全機種に採用しており、最高の光学品質を誇ります。ハイマスターレンズシステムは、レンズシステムにスーパーEDレンズを2枚使用し、EDレンズ以上に色収差を抑え、強いスコープでありながら、よりシャープな画像とコントラストを実現します。温度ドリフト防止レンズシステムは、温度変化に自然に適応する安定したレンズシステムを提供し、様々な条件下で焦点と鮮明さを維持することができます。


(4) 設計思想
 この驚異的なエレベーション移動量を実現できたのは、既成概念にとらわれない外部調整機構の採用によるものです。この外部調整機構は、レンズの中身部を常に見通せるという利点もあり、あらゆる条件下で光学的な鮮明度を最大限に高め、最大エレベーション移動量においても最高の画質が得られるのです。 ジンバル・システムは、当社の特許です。外部調整式のGENESIS スコープが内部調整式の一般的なスコープと異なるのは、回転の中身にあるジンバル・システム球(青い点線の円)が、一般的なスコープの約2倍、正確には1.6倍も大きいことです。更に、赤い点線の大きな円がスコープ全体をガイドしています。優れたジンバル機構により、安定したスコープ調整が可能です。6-60×56GENESISスコープの最大仰角114MIL使用時のトラッキングエラー0.1MIL以下を実現できる秘密がここにあります。



(5) GENESISを使用する際の注意点
 GENESIS スコープは、スムーズに動くことが必要です。しかし、寒冷地や長時間使用しない場合、2つの外側のゴムの回転部分の動きが硬くなることがあります。取扱説明書に記載されているように、アイピース(接眼部)を下向きに2、3回押してください。また、競技の前にアイピースを動かしておくと、回転部分の動きが最大になり、ベストコンディションで準備することができますので、お勧めします。
また、ゴム製のブーツカバーに破れや破損が生じた場合、スコープ自体の機能には影響しませんが、スコープの可動部を埃から保護するため、交換をお願い致します。ブーツカバーの予備は、お近くのマーチ販売店で入手でき(お取り寄せとなる場合があります)、手作業で簡単に交換することが可能です。
  


 GENESIS スコープはスペーサーを付けると、ほとんどの場合、銃に接触しなくなります。銃身が長い場合、スコープを覗いたときに銃口の先端がスコープの中心付近に見えることがあります。この場合、スコープが銃に当たらなくても、更に高さが必要な場合がありますが、その際は弊社までご連絡ください。GENESISスコープのスコープ高さについては、下記イメージをご覧ください。

詳細な情報は下記をご覧ください。6-60×56GENESISスコープ(UP:100MIL / DOWN:14MIL)を100MILいっぱいに調整した場合、長い銃身では銃先(マズルブレーキ等)が見える場合があり、スコープの高さを更に上げる必要があります。6-60×56 GENESISをスペーサーで装着した場合、スコープの中心はピカティニーレールの上端から66mmの高さになります。銃身の中心からピカティニーレール上面までの距離をXmm、銃先(マズルブレーキなど)から銃身の中心までの距離をYmmとすると、銃先からスコープ中心までの高さは(66+X-Y)で表されます。1MILは距離に対する高さの1/1000を表します。従って、100MILは1/10です。スコープの中心から銃先までの長さが[(66+X-Y)mm×10]以上でないと、Upward方向に100MILいっぱいまで調整するとレチクルが銃先で隠れてしまいます。この場合、スコープを更に高くする必要があるため、スペーサーを追加する必要があります。マウントをスコープ本体に取り付けるためのネジなどの専用部品が必要になりますので、DEONにお問い合わせください。火力の弱い銃など、ピカティニーレールの取り付け面がすでに傾斜している場合は、100MIL+傾斜角度(MIL)として計算する必要があります。


最近、GENESISスコープについてのお問い合わせをいただくことがありますが、上記がその答えになるかと思います。私たちDEON(マーチスコープの製造元)は小さなカスタムメーカーですが、最高のものを求める目の肥えたマーチスコープオーナーの期待に応えるべく、常に革新を続けることに全力を尽くしています。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 



     
編集:森田真理