★Marchスコープ オフィシャルサイト★★★

コラム(教えてシリーズ)


教えて、清水さん!

「スコープのアクセサリー(オプション部品)を駆使した、射撃技術の向上テクニック





 
金物設計のスペシャリスト 清水文雄
マーチスコープを製造しているDEON光学技研の創業者の一人、かつ取締役。
世界のトップスコープメーカーのために
スコープを設計・製造するOEM企業で
約30年の勤務経験有。
日本初の二軸双眼鏡、世界初の10倍比スコープ1-10x24や
2.5-25x42、世界最小1-8x24 Shortyなど、数々の日本初・世界初の光学機器を開発。金物設計に情熱を燃やし、
賞や特許も取得している金物設計のスペシャリスト。
 
新人営業マン  森田真理
エアーライフル、スモールボアライフル、ビッグボアライフルを撃ち、ハンドローディングは始めたばかり。
19年8月はオーストラリアで遠距離射撃大会にデビューし、見事500ヤードで優勝、1000ヤードで銀・銅メダルを受賞。
趣味は旅行、食べ歩きと海外ドラマを見ること。
アメリカのショットショーでの展示や、Marchのグローバルホームページの記事執筆等を担当。
 
 『射撃競技というレースで勝つために、例え分解力が1%UPでも見え具合改善にこだわりたい』そのような想いで日々レンズの開発を続けています。Marchスコープは射撃競技に鍛え上げられ、常に進化し続けています。
今回のコラムでは私が詳細についてお答えします。
 今回のコラムでは、射撃競技部門での弊社の売れ筋商品March-X High Master 10x-60x56mmとMarch 10x-60x52mm の違いの紹介を通して、分解力が例え少ししか向上しないにしても、少しでも綺麗に見えるように改善し続ける弊社の努力を感じて頂ければ幸いです。





Sunshade サンシェード



 左から42mm、52mm、56mm
対物レンズ用サンシェード
  ▲対物レンズの先端がねじ切りされているため、サンシェードを手で回して簡単に取りつけることが出来ます。


逆光時や日差しの強い時にサンシェードを取り付けることで、外光によるフレアや、銃身からのミラージュ(陽炎)等を防ぐことができます。                         
フレアとは、太陽光などの強い光の方向にレンズを向けるとレンズ面やレンズ内でスコープ内で光が反射することです。
フレアが発生すると像が白っぽくなり、シャープさを欠きます。
このフレアを防ぐには、レンズになるべく光が当たらないようにすることが大事です。

また陽炎とは、よく晴れて日射しが強くかつ風があまり強くない日に、局所的に密度の異なる大気が混ざり合うことで光が屈折し起こる現象で、もやもやとしたゆらめきのことです。
銃身から放出される熱により、自然界の陽炎と同じ現象が起こります。
射撃競技の大敵で、真っすぐ標的を狙ったと思ってもとんでもないところに着弾していたりします。
サンシェードをつけることで多少陽炎を防ぐことが出来ます。                                         
また、陽炎が発生した時は、陽炎の動きを小さくするために、スコープの倍率を下げることをお勧めします。
中には陽炎自体を見て、風がどの方向から来ているかを見定めるために、敢えてスコープの倍率をあげるという強者の海外射手もいるようですが。
Sunshadeは 繋げて付けられるようになっています。(24mmタイプは除く)



Honey Comb Hood  ハニーコームフッド 




▲42mm、52mm、56mm対物レンズ用ハニーコームを取り揃えています。

上記サンシェードと同じく、対物レンズ側に取り付け、逆光時や日差しの強い時にハニーコームを取り付けることで、外光によるフレアや、対象物への照り返し、銃身からのミラージュ(陽炎)等を防ぐことができます。
対物レンズの先端がねじ切りされているため、ハニーコームを手で回して簡単に取りつけることが出来ます。
また対物レンズが反射することも防ぎます。






MD Disk  MDディスク


 ▲52mm、56mm対物レンズ用MDディスクを取り揃えています。  ▲対物レンズの先端がねじ切りされているため、MDディスクを手で回して簡単に取りつけることが出来ます。
また、サンシェードをつけた上に、MDディスクをつけることも可能です。



MDディスクは対物レンズから入る光を50%減らし、視界に入る陽炎を抑えることもできます。
                                         
レンズと像の距離を変えてピントを合わせる時、像を多少前後しても鮮明な像を結べる範囲を焦点深度といいます。焦点深度は焦点距離(レンズ中心~焦点までの距離)に比例するため、焦点距離が長いと焦点深度は大きくなります。
MD ディスクを装着すると、焦点深度が増して、ピント合せの範囲が広くなり、シャープな像を得ることを可能にするのです。






Large Wheel ラージホイール



 ▲左から直径90mm115mmのラージホイールです。

スコープの仕様に合ったミドルホイールを取り付けそのミドルホイールに取り付けます


フィールドターゲット競技のように、近距離に於いて焦点距離を微調整したい時に使用します。
Marchスコープの高倍率では焦点深度が浅い為に、50mの距離でも1mの距離の差が解ります。
ライフルスコープは温度差により焦点合わせの位置が変化します。
その日の気温に合わせてフォーカス位置や目盛りを調整してください。




他にも、倍率を軽く回すだけで変えられるファストレバーや、Marchスコープにアダプターを取り付けて、スマートフォンで望遠撮影を可能にする、スマートフォンアダプターなど各種便利なアクセサリーがございますので、ご興味がある方は弊社のホームページをご覧ください。